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adore倉庫

右側兄さんのSS置き場。がくカイが主。
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いつもと違う感じのがくカイ(R-15)

絵チャで久々に奥様がいらっしゃったので、K1さんが描かれていた絵に感化されて書いたものです。
かるーく、R-15なので閲覧の際はお気をつけ下さい。






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ヤンデレとのー

某絵師さまが書かれたヤンデレ殿に触発されて書いたもの。
元になった絵は……許可をいただけたら上げにきます。







吸血鬼もどき。雰囲気エロですにゃー。

吸血鬼ながくカイというの好き過ぎて、ちょこちょこ設定を変えては書いてみたりしてますw
これもそのうちの一つ。雰囲気エロ書くときに吸血行為とかって便利ですよね☆(ぇ

駄々っ子2(?)

天然殿とクーデレ兄さんの日常。
ちなみに天然はおもいっきりわんこです。

天然とクーデレとちょっとマスメイ。

 膝に感じる重みに、呆れたように困ったように息を吐く。
 昨日の昼から今朝方まで、様々なところで歌ってきたらしい神威に、帰ってくるなり寄り掛かかられた。

『か、神威!?』

 後ろにいたメイコから冷ややかな視線を投げ付けられたが、彼女も神威同様ぐったりしていたマスターを見てすぐに傍に駆け寄った。

『ちょ、マスター! 大丈夫?』
『……ちょっと休みたい、かな』

 珍しく力無く笑うマスターに、メイコが大きなため息をついた。

『まったく……自分の体力考えなさいよ』

 ぶつぶつ言いながら、マスターの体を支えるように体を滑り込ませる。
寝室に強制連行される途中、

『カイト、神威の目が覚めたらお疲れ様って伝えていて。後、僕が起きたら皆でおしょうが……』
『そんなこと言う元気があるなら、さっさと歩く! で、早く休みなさい』

 ふらつくマスターはメイコに引っ張られて――というよりも半分引きずられて――、奥へと消えて行った。

『……神威?』

 完全に体重をかけてきている体に問い掛けるが、なにも返って来なかった。
 神威の意識が戻ってくるまで、このまま玄関先で突っ立たままになるのかと不安が過ぎる。
 さすがにそれは……と思っていたところ、マスターを置いてきたメイコに手伝ってもらい、リビングのソファーまで運ぶことが出来た。
 この状態でよしと思ったのか、「買い物行ってくるから」とコートを羽織り出て行ってしまった。
 普段より静かで――でもどこか浮足立っているような空気になんだか落ち着かない。
 覚えがあるような気がするのに、わからない。

 ――――なんだったっけ……。

 ぼんやりとしながら、膝の上にある神威の顔を見る。
 起きているときとは違う、表情。けれど、ほのかに漂う無邪気さに少し唇が緩んだ。

「……随分、遅かったですね」

 起こさないように小さく呟いて、前髪をそっと掬い上げる。

「どこで、歌ってきたんですか?」

 返って来ないとわかっていながら、聞いてしまうのはどうしてだろう。
 穏やかな寝顔にもう少しだけ、と頬に触れた瞬間、唐突に腕を掴まれた。

「――――!?」

 驚いて引っ込めようとしたが、思った以上の力で握られているようで動かない。

「……また狸寝入りですか……?」

 静かに静かに寝ている神威に投げ掛けると、「……違う……」と小さな呟き。
 呆れをたっぷりと含んだ息を吐き、言葉を続けようと口を開き――。
 マフラーを引っ張られたと気付いたときには、唇を塞がれていた。
 上顎をなぞられ、舌を絡め取られる。

「っ――んんっ、ちょ……神っ、ん」

 離れた一瞬に声を上げるが、聞き入れてはもらえない。
 徐々に深さと激しさを増して行く口づけに、慌てて掴んで手に爪を立てた。


HN:
月森
性別:
非公開
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